営業のお仕事に限らず、やはりネクタイを着用することが必要な場面は多いですから、ネクタイ選びがおろそかにできないことは今後とも変わりがないと思います。また、ネクタイはスーツのアイテムの中では最も小さい面積ながらも、体の中心に位置することで、あなたの印象全体に大きな影響を与えます。無数にあるネクタイの色や柄、また結び方しだいで、ずいぶんイメージは変わりますし、ビジネススタイルの中でも最も個性を発揮できるところといえるでしょう。あなたはどのようにネクタイを選んでいますか?ネクタイの先端で幅の広い方を「大剣」、幅の狭い方を「小剣」と呼ぶのですが、男性には選び抜いた大小の剣を凛々しく差して、ビジネスという戦場に挑んで欲しいものです。
一つのコートがもたらす新鮮さは多分二年は続くはず。そして後一年は我慢するとして、三年目に新しいコートを増やす、この提案て贅沢でしょうかね。決して贅沢じゃないわ、ともう一人の私がいっているけれど、この不況のご時世に、そんなこと我慢なさい、ともう一人がいっている。秋、コートが出始めて新鮮な時期に、早めにお気に入りがあれば次の冬のために買うことにしようかな。そう考えると先の長い楽しみのために、わくわくが持続できるというもの。次のは明るい色、白に薄いグレーかべージュが混ざったような、それとも温もりのある砂色、パウダーピンクのおしゃれな色(そんなコートも着ていたことがある。とても好きな色)などがいい。そういう明るい色のコートがあって次に、と考えている方は深みのある茶、黒、紺、グレーなどが新鮮でしょう。
チャールズ二世の衣服改革宣言によって、シャツの上に、ヴェストとコートを着て、下半身には半ズボンを着用する、という基本システムが成立した。次の段階にくる「目をみはるような大変化」といえば、足首まで届く長さのズボンが半ズボンにとって代わる段階である。その過程においてはフランス革命が決定的な役割を果たすのであるが、そこに向かうまでの十八世紀の前〜中期を通して、イギリス(およびヨーロッパ゚)の男性服の基本形はほぼ次のとおりである。金欄緞子またはベルベット製のコートはなだらかな肩線を作り、ウェストの位置まで身体に沿い、そこから膝まではひだがはいったスカート(裾)としてゆるやかに広がっている。その下からのぞくヴェストはゆったりと丸みがあるお腹の線を強調するようにボタン留めされている。膝丈の半ズボンの下はシルクのストッキングがふくらはぎを強調し、ヒールのついた靴で脚線美を完成する。首回りには(時にレースの)クラヴィットが凝った結び方であしらわれている。この基本形がほぼ百年間弱、着用されてきた。カフスの形が変わったり、ヴェストのボタンのかけ方(すなわち首回りのシャツの見せ方)がさりげなく変化する程度である。